目次
参考動画
今回の動画は以前のバージョンの物なので今のバージョンとか環境が違いますので、
重要なエッセンスだけを抽出してまとめたいと思います。
またこの動画はワードの記事とととても親和性が高いので併せてみることをお勧めします。
jgトラッキングの基礎となるもの
jgトラッキングの基礎は相手のjgへの理解です。
クリープスコアを見たり適切な位置にワーディングすることは重要ですか。それはずべて相手のjgに対する理解を前提としています。
この動画では以前jgアイテムであったハンタータリスマント、マチェットの違いを説明していますが、
つまりオートアック主体で単体クリープにダメージを出すことが得意なのか、範囲攻撃で、複数のクリープにダメージを出すことが得意なのかで、jgを回るルートガンクタイミングが違ってくるということです。
まずjgチャンプを大きく2つ分けてみましょう
以下の画像はタリスマンとマチェットの解説なので部例外がいることを前提に大体の参考にしてください。
1オートアタック主体チャンプ
2スキル主体チャンプ
それでは具体的にそれぞれのjgの特徴を解説していきたいと思います。
オートアタック主体チャンプ
オートアタック主体チャンプはAAで継続的なダメージを出すことが得意です。よって大きく2つの特徴があります。
1赤バフを持ったレベル2レベル3ガンクが強力
このタイプはスキルではなくAAで相手にダメージを出すことが主になるので、AAを強化する赤バフと非常に相性が良いです。
またスキルにダメージを頼らないで、赤バフからのレベル2ガンクが強力です。
特にレベル2でブリンク+ccを持つジャーバンⅣや、シンジャオは警戒しましょう。
またそのほかのチャンプもレベル2ガンクをしようと思えばできるチャンプなので、警戒しましょう。
2単体クリープを狩るのが得意
AAでダメージを出すことが得意なので、グロンプや、赤バフ、青バフなど、単体キャンプを狩るのが早いです。
逆に特にラプターなど、複数キャンプに関しては、特に1週目は狩ろうとすると体力をかなり消費したり、時間がかかるため、避ける傾向にあります。
そのためバフ→バフ→グロンプなど単体キャンプを狩ってからガンクするというムーブが強力です。
大体このルートを行ってからガンク可能な時間が2:30秒前後です。
ですから最速レベル3ガンクルートが得意なjgが相手の場合は、2:30より前のタイミングでワードを置くことが望ましいです。
このようにオートアタック主体チャンプは赤バフをもってガンクヘビーに立ち回ることが多いことを意識しましょう。
スキル主体チャンプ
スキル主体チャンプはスキルをメインに使って相手にダメージを与えるjgです。よって大きく2つの特徴があります。
1ガンクはレベル3から
上の表の下の段を見ていただければわかりやすいのですが、グラガス、ザック、カジックス、スカーナー、など基本的にはレベル3になり3つのスキルが揃わないと強くないチャンプがほとんどです。ですからこれらのチャンプに対してレベル2ガンクを警戒する必要は基本的にないので、序盤のレーニングで強気に言っても問題ない場合が多いです。
2複数クリープを狩るのが得意
オートアタック主体のjgとは違って逆にラプターやウルフなど、複数クリープを体力を使わずに、早く狩ることが得意です。そのため最速レベル3ルートよりは、どちらか一方のバフのサイドをすべて狩り、反対側のバフを狩って、ガンクするもしくは、スカトルもしくはフルクリアをする場合が多いです。
そのため基本的にはガンク可能な時間は3分以降になります。
ただ片方のバフ側を全部狩ってレベル3になりそのまま2:30くらいでガンクするというルートもあるので気を付けましょう。
またシヴァーナやカーサス、フィドル等1週目はほとんどフルクリアしかしないjgもいます。その場合はガンクプレッシャーはなく、むしろ味方jgと一緒に相手のjgにインベイドしていく動きが有効なので意識しましょう。
また相手のjgの基本的なルートが分からないという方は以下のサイト見て相手のjgがどのルートが得意なjgなのか調べましょう。
jgトラッキングの手順
相手のjgの特徴そして、jgルートの特徴がわかったら実際に以下の手順でjgトラッキングをしてみましょう。
1相手のスタート位置の把握。
2相手のガンクタイミングに合わせたワーディング
3相手のCSの数を見て具体的なルートを断定
4相手のjg・ガンクルートから2週目のルートを予測、+効果的なワード
それでは具体的に見ていきましょう。
1相手のスタート位置の把握
これは基本ですが、一番重要となるポイントです。これを見逃してしまうとjgトラッキングが全くできないので注意しましょう。
相手のjgスタート位置を把握する方法は簡単で、相手のレーナーがリーシュしたかどうかで分かります。
例えば相手のtopレーナーが先に見えてbotが遅れて出来てきた場合はbot側スタート、その反対の場合はtop側スタートということになります。
また、一部のケインやシャコのようなチャンプはノーリーシュでも全く問題ないチャンプもいます。ただその場合はレベル1で相手のバフやラプターに対してワードする。
もしくは相手の勝ち筋を考えて相手のjgがどちら側を優先的に助けたいのか予想しましょう。
例えばbotがケイトリン・ソラカvsジンクス・ルルで、topがカミールvsジャックスだとします。そうなると、botレーンはお互いにガンクに合わせるccが乏しくガンク合わせすることが難しいです。逆にtopレーンはメレーマッチアップで、かつお互いに一度勝つと一方的な展開になりやすいマッチアップなので、相手のjgはtopをメインを見たいはずです。
ですからbot側スタートして最速レベル3でtop側にいくだろうなどと予測を立てることが重要です。
これはjgの知識だけでなくチーム全体の勝ち筋の話につながってきますので、それが知りたい方はこちらの記事をどうぞ
2相手のガンクタイミングやルートに合わせてワーディング
相手のスタート位置を把握したら、相手がAA主体なのかスキル主体なのか、また詳しくjung.ggなどで相手がレベル2ガンクなのか、最速レベル3ガンクなのか、フルクリアなのか、ルートを予測したうえ適切なタイミングと場所にワードを置きましょう。
ワードの置く場所やタイミングについては以下の記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
3相手のCSの数を見て具体的なルートを断定
相手のjg位置を予測しワードおいたら、実際に相手がワードに移ったり、ガンクした時に相手のクリープ数を確認しましょう。
jgのcsというのは狩ったキャンプ数×4の数字で表記されます。
ですから相手のスタート位置がbot側だとして、そのあとtopガンクしてCS数が12だとします。
その場合、青バフ→グロンプ→赤バフ からのガンクということが予想できると思います。
また次にちょっとしたコツです。
バフタイマーを意識しよう
相手が見えたと同時にどのバフを持っているか、バフタイマーも確認しましょう。例えば先ほどの例で相手のスタート位置が分からなかった場合、
相手のjgのcs12という情報だけだと、赤側フルクリアからのtopガンクか、青バフ→グロンプ→赤バフのガンクかわかりませんが、相手が赤バフしかもっていなかった場合、赤側フルクリアからのガンクと特定できます。また相手が両方のバフを持っていた場合後者のルートだと特定できます。
また次にバフタイマーを確認することでより細かく相手のルートが特定できます。
例えば赤側フルクリアして青バフからbotガンクした場合と、赤バフだけとり、青バフフルクリアしてbotガンクした場合。どちらとも同じcs数が16で赤バフ青バフ両方もった状態なので区別が出来ません。
ただその場合相手のjgをクリックしてバフの残り時間を見ることで具体的なルートが見えます。
例えば赤バフの残り時間がとても短く、青バフの残り時間が長い場合前者。赤バフと青バフの残り時間にあまり差がない場合後者になります。
これは少し複雑難しい話ですが、意識して、リプレイなどを確認していくうちにだんだんわかってくると思います。
ですから相手のjgのCSをバフタイマーをみることで具体的な相手のルートを断定していきましょう。
4相手のjg・ガンクルートから2週目のルートを予測、+効果的なワード
相手の一週目のルートを断定したら次は2週目のルートを予想しましょう。
ここでは相手のクリープの何が残っているのか、もしくは次に何が先にわくのか意識しましょう。
例えば相手がbotの赤バフから順番にフルクリアしたとします。そしたら2週目一番最初に沸くのは相手のグロンプで、それぞれの中立は倒されてから2:15秒で沸くので、だいたい4:15~30くらいに2回目のグロンプが沸きウルフ、ラプター、クルーグの順番で沸きます。
そのため最速でレベル6を目指すファーム型のjgは沸く順番に合わせて狩っていくことになるのでルートと時間が予測しやすいです。
また、ガンク重視でどちらかのサイドのキャンプを飛ばした場合は、jgは行動起こしたあとリコールして残した側からガンクする可能性が高いです。
なぜなら中立クリープは倒されれば倒されるほど中立から得られる経験値が増えていくので、どちらかのサイドのキャンプを無視していると、相手のjgと大きな経験値差が開いてしまいます。
ですから相手の残っているキャンプを意識して相手のjgがいるサイドを予測しましょう。
また2週目からのルートを特定するための有効なワードについては先ほど紹介したワードの記事に書いてありますのでそちらを参照ください。
念のためまたリンク先を張っておきます。
具体的な例については別のjgトラッキングの記事の応用編として紹介したいと思います。
まとめ
jgトラッキングは一見難しいですが、jgの知識とセオリーを把握すれば大体の位置を予測することは難しくはありません。
jgトラッキングのセオリーとワードのセオリー身につけてjgの行動を予測できるようになりましょう。
そうすれば、相手のjgや味方のjgの動きに連動したレーニングや、ローム、スカトルファイト、またはそのためのウェイブコントロールができるようになるので、意識していきましょう。
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