目次
ローミングの長所と短所をしろう
ローミングというのは、長所と短所のトレードオフがあり、その判断が重要です。
ロームで犠牲するものは何でしょうか。
・タワーやタワープレートが削られるリスク
・アイテムを更新する時間。
・相手のミッドをソロキルし足り、ガンク合わせして倒す機会を失う。
・ディープビジョンを取る機会を捨てる。
・ゴールドや経験値のロスト。
・もしくは相手のタワーを殴っていたら得られていたタワーゴールド。
・また移動するときにキャッチされる可能性。
・テンポを失うこと。
これらのいろいろな要素を犠牲にして、ロームすることにメリットがあるのか考える必要があります。
ローミングに向いているチャンプの特徴。
ローミングに見いているチャンプはタロン、タリヤ、フィズ、エコー、キヤナ、オレリオンソル等です。
これらのチャンプは以下のような特徴があります。
1.リバーや、ホームから戻ってくるスピードが、ビルドパスや、スキルの影響で早く、動くことのリスクが他のチャンプに比べえて少ない。
例えばソーラーブーツや、モビリティブーツを早めに買う。ブリンクスキルをもっているなどです。
2.地形を無視、もしくは利用できる。
タロンe,キヤナR、タリヤパッシブ、等々
3.ウェイブをさっさと押し来ることができる。
4.バーストダメージが高く少数戦で強い。
ローミングに向いていないチャンプの特徴。
オリアナ シンドラ ヴィクターなどがあまりローミングに向いていないチャンプです。
その特徴は
1機動力がなく、相手を捕まえづらい
2,機動力がなく、相手にバレた時に逃げることができない。
3,バーストダメージが低く、相手に対応できる時間を与えてしまう。
ローミングは成功するとリターンは大きいですが、失敗時のリスクも同様に大きいです。
具体的な例を示しながら、よりローミングの詳細について説明していきたいと思います。
ローミングで注意すべきポイント
1,サイドレーナーのhpやマナを確認する。
2,サイドレーナーの育ち具合。
3,味方と敵のサモナースペルの有無、特にフラッシュ
4,バーストダメージがどれくらいあるのか。相手をccチェインでワンショットできるのか。
5,topレーナーのmidレーナーのtp状況。
6,相手のjgのカウンターガンクの可能性。
7,パワースパイクを理解しているか。
8,味方jgと一緒のサイドにロームできるかどうか。
こういったいろいろな要素を確認してロームするかどうか判断する必要があります。
ローミングで一番重要なことは速さです。
具体例1 タリヤVS カーサス
考えるべきは、自分が使うチャンプの速さです。
それはプッシュの速さ、移動速度、ダメージを出す速さ、こういった速さがローミングを成功させるポイントです。そのため歴史上もっともローミングに向いているのはストレートクーガーでしょうw
今回タリヤのようなチャンプはそのすべてを持っているローミングに非常に向いているチャンプです。
相手のjgに入ったり、相手jg内にディープビジョンなどする選択肢もありますが、得た時間をローミングに投資することが非常に効率的なチャンプでしょう。
今回は相手のカジックスがbotサイドにいて、相手のダリウスがモビリティがないので、ウルトを使って簡単にロームを成功させます。
具体例2 エコー、リーシンvsフィズ イブリン
今回はチャンプの特性もそうですが、jgの位置や、サイドレーンの状況など自分以外の要素がロームでいかに重要なのかを知る良い例だと思います。
今回は、リーシンがソロドラゴンをやってその後相手の青バフに侵入して、mid、jgの2v2
をしようとしています。jgとmidの特性を考えたらとても良いインベイドのように思います。
しかしです、サイドレーンがプッシュされていて相手のadcとサポートが先に寄れる状況です。
しかも相手のサポートがノーチラスなので、非常にキャッチ性能が高いです。
またこの場面では相手のウーコンにtpがありますが、それを頭に入れていません。
リーシンやエコーというチャンプの特性を考えたらこのインベイドはとても良いように思いますが、
結果は相手のイブリンをキルして利益は獲得しますが、
この場面で考えてほしいは、
この時間にtopにダイブにいったらもっと有利がとれてませんか?
もしくは相手のtopサイドにディープビジョンを置いていたら、もっと有利がとれてませんか。
botレーンにjgと一緒にガンクしたらもっと有利が取れてませんか。
このように一見1キルとれて良いように思いますが。もっと有利が取れていたのではないかと、周囲の状況を見て考える必要があります。
具体例3 サイラスvsゼラス
相手のザックがtopに見えてmidのゼラスリコールしていて絶好のbotガンクのタイミングと言えるでしょう。
このように相手がアクションを起こした逆でアクションを起こすというのはとても効果的で、一般的な戦略です。
良く味方がガンクされたり、ダイブされて助けようとする人がいますが、それよりも反対側のサイドを勝たせた方がよっぽど有利が取れる可能性があるということを意識しましょう。
また、この場面で重要なことが相手のザヤのフラッシュや、ウルトがあるのに敢えてガンクにいっているところです。
なぜかというとここで、相手のフラッシュとウルトを落としておけば、次のファイトでとても有利になるからです。
このようにチーム全体の構成や、ガンクした後の状況を考えることもローミングにとっては非常に重要です。
具体例4 エコーvs ルブラン
今回は味方のjgと併せてtopに1v3のダイブを行って大きな有利を獲得します。
ここのリプレイで見てほしいのは、事前にFキーなどを使ってサイドレーンの状況を知ることが非常に重要です。ダイブもダイブをするタイミングで動いていてはだめですよね。
ウェイブを溜めているタイミングとjg位置でこれから起こること、できることを予測することが重要です。
またこういった場面では相手のルブランも自由に動けるテンポを獲得するので、逆サイドのレーナーに対して危険ピンをだすことも非常に重要です。
ローミングについて詳細を検証しよう。
ローミングについて考えるべきことはいろいろな要素を見て、別の選択肢の方がより有利が取れた。もしくは自分のしているロームは非常にリスクの高いプレイではないかということを考えることが重要です。
そしてローミングはとてもたくさん物を犠牲にしているということを意識しましょう。
具体例5 悪いローミングの例 オリアナvsアニビア
現在midもbotも勝っていてbotにローミングしようとしています。
しかしこの後のbotロームする状況の直前の状況を見てみましょう。
ここで意識すべきは味方jgの位置と敵jgの位置です。
味方jgはtopサイドにいて、敵jgはbotサイド見えています。それなのにbotにロームしてしまいました。
また、相手のサポートはすでにワードアイテムを完成していて、tp用のワードをたくさん置いていることが予想されます。
その結果相手のアニビアにtpされて、3v4の状況になりローミングをカウンターされてしまいます。
今回はmid1v1で勝っていてテンポは獲得していたので、jgの動きと併せてtopにいくもしくは相手のtopサイドのjgに入っていくなどの動きをするべきでした。
具体例6 とても有効なローミング チーズプレイ
チーズプレイとは、相手がレーンに戻ってくるまでのところで、相手のサイドレーナーを襲う方法です。
今回はmidウェイブを押してテンポを獲得して、味方jgがbotサイドにいたのでチーズロームをしてダブルキルをします。
このロームは相手がレーナーが必ずレーンに復帰するときに通らなければならないところで待機するため、非常に刺さりやすいです。
また相手はウェイブを取る前にデッドしてしまうので、より大きなウェイブやゴールドをロスト非常に有利を広げるために有効なプレイです。
まとめ
これまで紹介してきたように、ローミングはチャンプの特性、サイドレーンの状況、jgの位置、tpフラッシュなどのサモナースペルの有無など、様々な複雑な要素が絡むプレイです。
リプレイなどで良く反省し、別の選択肢がなかったのか、そもそもロームすべきだったのか、検証して、より効果的なロームが素早く判断できるようになりましょう。
参考記事・動画
ロームを成功させるうえで重要な要素に関する記事なので着いてこちらも見てみてはいかがでしょうか。
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