もともと格闘ゲーマだった私は最近プロ格闘ゲーマーの「ウメハラ」さんのキャラ対策の理論を語った動画がとても印象的でした。
そのため今回は「ウメハラ」さんのキャラ対策の理論を元にlolの最強プレイヤー「dopa」が語ったキャラ対策を分析してみようと思います。
一見ジャンルが違う二人ですが、キャラ対策については共通点があるように思ったので具体的に解説していきたいと思います。
目次
参考動画・記事
今回は「ウメハラ」さんがキャラ対策について語った以下の2つの動画と
「dopa」が最近語ったキャラ対策について語った以下の記事を参考にしていきたいと思います。
プロ格闘ゲーマー「ウメハラ」が考えるキャラ対策について
1.自分のキャラクターと相手キャラクターの長所と短所を分解して言語化する。
2.一見不利だと感じても先入観を捨てて、違う角度で考えてみる。
3.強み活かす方法を考えて明確な戦略(コンセプト)を立てる。
「dopa」が語ったオリアナvsルシアンのコンセプト(戦略)について
それではdopaが語ったオリアナVSルシアンのコンセプトついて、
別サイトの記事をそのまま転載します。
サイト名 :LOLNINJA
記事名:【LoL】Dopaが自らの強さの秘密について語った – その1 コンセプト理論編
URL:https://lolninja.net/2020/11/17/24363/
レーニングにもコンセプトはある。例えば、オリアナ対ルシアン。思いつく限り挙げてみよう。
- レベル1で、3匹のメレーミニオンにQを使う。
- ルシアンがトレードしてきたら、たとえプレスアタックを発動されてもトレードし返す。
- ルシアンがポーションを1つしか使っていなくても、こちらは全部使う。
- ルシアンがレベル3でQとWでトレードしてきたら、リコールしてテレポートでレーンに戻る。
ルシアンに有利なトレードをさせているので、ルシアンはQとWを使い、こちらはリコールできる。これはドランブレードイグナイトルシアンに対処する例だ。トレードを速く行い、リコールする。これはコンセプトの一例に過ぎない。全部は多すぎて話せない。
それではこの対策を「ウメハラ」のキャラ対策理論に当てはめて分析したいと思います。
「dopa」のコンセプト理論を「ウメハラ」のキャラ対策理論で分析してみた。
それでは上記の「dopa」のオリアナ対ルシアンのコンセプト理論を「ウメハラ」のキャラ対策理論の3つの柱に当てはめて解説したいと思います
自分のキャラクターと相手キャラクターの長所と短所を分解して言語化する。
オリアナの長所
・射程の長く(925)ミニオンを貫通して、かつマナコストが低く(30~50)cdが非常に短く(6~3秒)プッシュにもハラスにも優秀なQスキル
・パッシブによってAPチャンプにも関わらずAPを上げることでダメージが出るAA(オートアタック)
・攻撃と防御を兼ね備えてレベルを上げなくても優秀な数値を持つシールドスキルのE(レベル1でダメージ60・シールド値60)
・味方には移動速度バフ、敵にはスロウを与える万能な支援スキルであるW
・エンゲージもピールもこなせるLOLで最強クラスの性能を持つCCスキルであるR
オリアナの短所
・基礎AR値が17で基礎体力も高くないため、非常に脆い。
・全体的にスキルの基礎ダメージが低くアイテムが揃うまでダメージが低い。
・eスキルとWスキルのマナコストが高いため、マナ管理が難しい。
ルシアンの長所
・パッシブとプレスアタックを利用した圧倒的な序盤のトレード性能。
・ミニオンを利用することでメイジ並みのハラス性能を誇るQ(レンジ500 ボルト部分1000)
・攻めにも守りにも使える優秀なブリンクスキルであるE
・rのダメージを利用したレベル6のオールイン性能。
・ADCとしても使えるため、midレーナーとしてはDPSがかなり高め。
ルシアンの短所
・AAレンジが500と短い。
・CCスキルが全くないため味方を支援する性能はほぼ皆無。
・w、Qスキルのマナ消費がそこそこ高く{w(70)Q(50~90)}、初手ドラン剣やロングソードつむため、マナ管理が難しい。
・スキルレベルやアイテムが揃うまでは非常に長いCDを持つのE(レベル1では22秒)
ここで第一段階は終了です。それでは次のステップにすすみたいと思います。
一見不利だと感じても先入観を捨てて、違う角度で考えてみる。
一見オリアナ対ルシアンのマッチアップは、オリアナは非常に脆くダメージも少ないため、レーンを引いて耐えるしかなく、一方的に相手に主導権を握られてしまうマッチアップに見えます。
しかしここで着目したいのがAA射程差とQのCDとスキルコストの差です。
オリアナのQはダメージが低い分、スキルコストと消費マナが少なく、ミニオンも貫通するスキルのためミニオンプッシュ能力で優っています。
オリアナのQスキルはCDが6~3秒でマナコストが30~50
ルシアンのQスキルはCDが9~5秒でマナコストが50~90
またルシアンはAAレンジがオリアナより短いため、スキルがCDの間は一方的にオリアナにハラスをされます。
またオリアナは基本的にサモナースペルはTPですが、ルシアンはイグナイトであることが多いです。
そのためオリアナ側は死ななければ、積極的にトレードをすることで相手にリソースを使わせた状態でTPでレーンに戻れるため有利を取ることができます。
それではこの点を踏まえてもう一度dopaのオリアナ対ルシアンのコンセプトを見ていきましょう。
強み活かす方法を考えて明確な戦略(コンセプト)を立てる。
- レベル1で、3匹のメレーミニオンにQを使う。
→これはオリアナのQがルシアンのQよりも優れていることを利用した戦略
- ルシアンがトレードしてきたら、たとえプレスアタックを発動されてもトレードし返す。
→これはオリアナがTPを持っていてレーンに復帰でき、かつQのマナコストの差を利用して相手にリソースをはかせるための戦略 - ルシアンがポーションを1つしか使っていなくても、こちらは全部使う。
- →これはオリアナの脆く死にやすいという弱点を補うための戦略
- ルシアンがレベル3でQとWでトレードしてきたら、リコールしてテレポートでレーンに戻る。
- →これはルシアンのQとWのマナコストが高く、相手はイグナイトであることを利用した戦略
それではこれらを踏まえてdopaの戦略をまとめていきたいと思います。
まとめ
dopaのオリアナVSのルシアンの戦略をまとめると、
一見ダメージで負けていて相手に負けているオリアナですが、
マナ効率とサモナースペルの差
に着目してレーンで有利を取ろうする戦略といえるでしょう。
このように一見不利のようなマッチアップに見えても相手より優れている点を活かして、負けている点を工夫で補うことで、有利もしくは五分ぐらいまでにすることは可能です。
不利だといってすぐ違うチャンプを使用したり、OPチャンプのOPビルドをやり続けるのも悪くないですが、
それだと根本的なlolの上達にはつながらないように思います。
「ウメハラ」や「dopa」のように自分より優れている人の技術を取り入れながら自分で考えて対策を立てアップデートしていくことが上達する一番の近道のように思います。
それでは最後にレーニングの基本的なコンセプトとなるような過去記事を紹介したいと思います。
コンセプト(戦略)を知るためのおすすめ記事
レンジVSメレーの場合
メレーVSレンジの場合
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dopaがレーン強者をカウンターする方法
今回は以上になります。
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