以前の記事で座る上で大切なのは骨盤・胸・頭だということを説明しました。
今回は骨盤の中でも重要な仙骨について解説していきたいと思います。
良く腰が丸まっている人に対して、背筋を伸ばして座りましょうという人がいます。
しかし、姿勢の悪い人が力んで無理に背筋を伸ばそうとするとかえって腰周辺の筋肉が硬直して、
より腰痛がひどくなってしまうことがあります。
そのため今回は座る上で重要な仙骨の傾きについて説明したいと思います。
参考動画
仙骨の立て方。
姿勢が良くなる体操。
仙骨がどこかを認識しよう。
今回は仙骨を立てましょうという話なのですが、
まずそのためには仙骨がどこにあるのか知る必要があります。
仙骨は背骨(頸椎・胸椎・腰椎)を上から触っていくと、腰骨が終り平らな硬い骨があります。
それが仙骨です。以下画像でもチェックしてみてください。
仙骨の傾きは座る上でとても重要なので、上記画像をみながら背骨を上から触っていって仙骨の位置を確認してみましょう。
仙骨を立てる
猫背の人は仙骨が後ろに傾いてしまっています。その状態だと、上半身の体重が腰骨に乗っかってしまい、腰痛の原因になります。
逆に仙骨を立てることができれば、上半身の力が体に垂直に加わり、しっかり椅子との接地面のお尻(座骨)で体重を支えることができます。
そのため仙骨を立てていただきたいのですが、仙骨が寝ていて硬直している人は自分で意識しても立てることは難しいと思います。
そのためにお勧めなのが、参考動画で紹介した立て腰体操と、仙骨さすりです。
この二つは、この体操やさすりをすることで自然と仙骨が立つようになるので、座り方が自然と改善します。
その上で、仙骨が立っているという感覚が分かるようになったら自分で仙骨を立てるようになります。
そうなれば、長時間座っていても腰が痛くなることはなくなります。
数分でできる体操なので、一度やってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回紹介した体操や仙骨さすりは数分でできる運動なので、是非やってみてはいかがでしょうか。
座る姿勢の全体像を知りたい場合は以下の記事もご覧ください。
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