チームファイトを改善する方法。

参考動画

4 Reasons You Are Failing At Skirmishing & Team Fighting – How To Speed Up Improvement

チームファイトの重要性。

初心者にむけた記事でこのゲームはレーニングがとても重要だという話をしましたが、ある程度レートが上がってくると、レーニングでの差というのはあまり開かなくなります。

そうなると少数戦や集団戦などのチームファイトの重要性が上がってきます。

動画の製作者のcoach cirtis氏も韓国サーバーでソロキューをしていた時に少数戦ができないと、高レートでは話にならないことを感じたそうです。

チームファイトを分析する方法

リビュー見てひとつひとつの集団戦のスキルの使い方がどうとか立ち位置がどうとかいうのをひとつひとつ改善していくというプロセスはとても退屈で時間のかかるプロセスです。

ですからより効率的にチームファイトをリビューするために、集団で起きるミスを大きく4つに分類しました。

1 ミスプレイ

ミスプレイというのは、そのまま意味で、例えばスキルショットを外したとか、コンボミスをしたとか、フラッシュをミスったとか、いわゆるミクロのミスのことです。

2 しないほうがいいチームファイト

しないほうがチームファイトとは、そもそもどうやっても勝てないチームファイトをしていて、戦うことが自体が間違っているパターンです。

3 自分の役割を理解できていない。

3つ目は、自分のチームファイトにおける役割を誤解していて、チャンプが機能せずに負けてしまうパターンのことです。

4 脅威となるスキルを見誤っている。

相手のスキルで脅威となるスキルを意識できていないと、ccチェインや、ワンコンボでやられてしまい、チームファイトで活躍できないパターンです。

そしてこの4つの指標をもとに実際の自分のプレイをリビューしていきましょう。

今回はそれぞれの具体的なパターンを見ていきたいと思います。

チームファイトを改善するプロセスは筋トレのプロセスに似ています。

やみくもに筋トレをしてもなかなか筋肉はつかないですよね。ジムにいってジムのトレーナーと適切なプログラムを適切な量する必要がありますよね。

もう一つ意識してほしいのはアビリティアイデンティティです。

以前の記事でチャンピオンアイデンティティの記事を出しましたが、少数戦ではより細かく一つ一つのスキルのアイデンティティを意識する必要があります。

それでは具体的に見ていきましょう。

1ミスプレイ

具体例

8:30~

今回はガリオのリプレイになります。

今回は1対1の交換となっていますが、ガリオのウルト打つタイミングを考えてみたいと思います。

ガリオの特徴はccです。相手にccをかけて相手に何もさせずに倒すというのが重要です。

そして今回はウルトのタイミングが遅すぎました。それによってチョガスにqをするタイミングを与えてしまい、リーシンがqを食らってデッドしてしまいます。

相手がブッシュにフェイスチェックしにきたタイミングでウルトを使っていれば、ccチェインでチョガスがqを打つタイミングがなく、さらに1キルをとれてたか、少なくともリーシンはデッドしていなかったでしょう。

このようにミスプレイに関するチームファイトをチェックするときはチャンピオンアイデンティティと共に一つ一つのアビリティアイデンティティを意識して少数戦のリビューを見てみましょう。

そうすると、スキルを打つタイミングや、方向のミスがわかりやすくなります。

2しないほうがいいチームファイト

チームファイトをするかどうか判断する6つのポイント

チームファイトをするかどうかについては以下の6つのポイントを意識しましょう。

1 適当なチームファイト

 味方が始めたから、もしくは敵に絡まれて巻き込まれるように適当に始めるチームファイトです。あくまでチームファイトをするかどうかは各自で判断しましょう。

2 戦わずにファームしていた方がいい場合。

まだチームのパワースパイクが来ていない、重要なチャンプがまだ育っていない。レートゲームチャンプがいるからただ時間を引き延ばしたほうが勝率が上がる場合です。

チームがどのようなレベルやアイテムを持てば強くなるのか意識しましょう。それまでは安全にファームをして時間を使うというのも有効な戦術です。

3 味方や敵に関する情報不足。

例えばサモナースペルのクールタイムや、ウルトのクールタイムを意識せずにするチームファイトは失敗することが多いです。

味方のフラッシュが全員落ちていて、相手が全員フラッシュがあったらさすがに勝てませんよね。またtpやウルトなども同様です。チームファイトをする前にきちんと、サモナースペルや、ウルトのクールダウンなどを把握しておきましょう。

4 自分のチャンピオンアイデンティをわかっていない

極端な例でいえばadcが一番最初に入っていったらさすがに勝てませんよね。ですからそれぞれのチャンプの役割を意識してチームファイトを始める必要があります。

5 ティルトしている場合。

ティルトして適当にチームファイトを始めるのはやめましょう。また味方がティルトしている場合に味方に巻き込まれて一緒にチームファイトを始めないようにしましょう。

6,トレードを意識しよう。

ファイトが起きた時にすべてのファイトに寄ってませんか。どちらのサイドが勝っているのか、だれが育っているのか考えて、相手が仕掛けた反対のサイドにいってトレードすることも重要な戦術です。

チームの勝ち筋を意識しましょう

3自分の役割を理解していない。

自分の役割を考える2つのポイント

1ゲームが始める前に戦い方を考えておこう。

自分の役割を意識することはとても重要なのですが、これがcoach cirtis氏がコーチングをしてきて一番よく見るミスです。

まずはゲームをローディング中に、どういう戦い方をしたらいいのか事前に考えるようにしましょう。

事前に予想や、仮説を立てることは非常に重要です。

2誰が育っているのか考えよう。

またフレキシブルなチャンプ。例えばエコーやガリオ、TFなどは、相手のキャリーをccチェインで一気に倒すこともできますし、逆にccを使って味方をピールすることもできます。

ですから敵の誰が育っていて味方の誰が育っていてだれを狙うべきなのか、もしくは助けるべきなのかを考慮して戦い方を変える必要があります。

具体例1 ランブル

それでは実際にゲーム途中のスコアボードを見てどういう風に戦えばいいのか考えてみましょう。

このゲームではこちらのmidのランブルと、jgのレンガーが育っていて、botのヴァルスとレオナが腐っています。

逆に相手はadcのツイッチが育っていて、jgとmidが腐っています。

この状況では、ランブル側はレンガーと一緒に動くことが重要です。またツイッチのフラッシュがあるかどうか、またツイッチがapビルドにいっているので、時計を買うタイミングも意識する必要があります。

具体例2 フィズ

22:30

今回はフィズのウルトどういう風に使うのかが重要です。

ゾーニングに使うのか、相手のキャリーを倒すのに使うのか、味方をピールするために使うのかです。

今回は相手のadcをゾーニングするために使いました。実際にアサシンなどを使って相手のadcを狙うのは基本です。

しかし、カタリナやゼドと違ってフィズのウルトはaoeノックアップでccで味方に貢献できます。

今回の場合相手のトリスがあまりにも遠い位置にいたので、敵のザックやサイラスに狙われているアッシュを守るためにウルトを使うべきでした。トリスが入ってきてもフィズは時計を持っているので、ウルトを使わなくとも進路に立っているだけでゾーニングして時間が稼げます。

特にccというのは味方を守ることにも敵を捕まえることやエンゲージにも使えます。それぞれの状況でどういう役割をすればいいのか。ゲームを始める前にある程度のプランを立てて、実際のゲームではそれぞれのチャンプの育ち具合に合わせて考えていきましょう。

4脅威となるスキルを見誤っている。

脅威となるスキルを見分けるポイント

1、安全にファームしているときにタブを開いて考えましょう。

タブを開いてスキルのクールダウンや、相手のサモナースペルなどについて意識しましょう。

また誰が育っているかも重要です。

2,自分の機動力と照らし合わせて脅威となるスキルを考えましょう。

例えばメイジであれば、ランブルのr、ノクターンr、バードrなどゾーニングスキルやエンゲージスキルが脅威でしょう。

逆に機動力のアサシンであれば、ルルのR、ジャンナのR、シェンのRなどピールスキルが脅威となるでしょう。

それぞれのチャンプの特徴からどのようなスキルが脅威となるのか考えましょう。

3、ゲームが始まる前にどのようなスキルが脅威となるか事前に確認しよう。

最後に重要なアドバイス

自分で考えて決断しよう

チームファイトを改善していくには、コツはありますが、仮説と検証を繰り返していくしかありません。

その過程において番重要なのは自分で判断することです。

自分で判断せずに巻き込まれたようなチームファイトでは、最終的に味方のせいということになり、学びが少ないです。

もし味方が集団戦を始めて参加するとしても、自分の判断で始めましょう。

また、事前にどうしたらよいのかプランを立てておきましょう。そうすることであとでどうすれば、良かったのか検証しやすくなりますし、プレイ中も重要なポイントにフォーカスできます。

参考記事

チームファイトで重要なチャンピオンアイデンティティをより詳しく知りたい場合はこちら

チームの勝ち筋をより詳しく知りたい方はこちら

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