今回は自分は仏教の勉強をしていて特にナーガールジュナの空の思想が好きです。
今回は釈迦の悟ったこととDOPAの共通点を解説して、LOLでキャリーするためのヒントを説明していきたいと思います。
今回は以下の2つの動画を参考にしていきたいと思います。
参考動画
釈迦の悟りとは
釈迦の悟ったことについては仏教の宗派によって考えていることが違いますが、
参考動画の考え方によれば、
「全てのことは同じように重要」
ということです。
釈迦はすべてのことが重要なので母親と地球の裏側にいる少年とボールペンは同じように重要です。
一見おかしな考え方のように思えますが、釈迦はなぜ争いが起きるのかといえば何かに偏って重要度を設定しているからだと考えます。
つまり自分の国家よりも、敵対している国家の方が劣っているから攻撃しても良いとか、自分の信仰している神は絶対的に正しくて、相手の信仰している宗教が間違っているから相手を排除すべきだとか、そういう自己中心的な排他的な考え方から戦争が生まれると悟ったのです。
それではこの考え方をLOLに置き換えてみましょう。
LOLでも良くケンカが起きます。
味方の寄りが遅いとか、ウェイブ状況を見ていないのに相手にJGに入っていってキャッチされて捕まるなどです。
それは大抵周りや周囲に状況が見えておらず自分が育てばいいという自己中心的な考え方から争い生まれます。
確かにゲームで勝つために個人が育つことは重要ですが、一番の目的はネクサスを破壊することです。
すべてのプレイヤーがネクサスの破壊を目的にして、すべてのレーン状況を把握していたら争いは起きないでしょう。
そしておそらくLOLを一番理解しているDOPAはそういう相手の欲望や煩悩など相手の考えていることを利用します。
それではDOPAが自分のプレイを解説している参考動画を使って具体的にdopaがどれだけ広い視野でゲームをプレイしているか見ていきましょう。
dopaのプレイと釈迦の共通点
dopaは対面の動きから相手のmidだけでは相手のjgの動きも予測しています。
例えば次の画像のシーンを見てみましょう。
今までずっと積極的にプレイしていたイレリアが急に下がります。それを見てdopaはイレリアがレベル1でラプターにワードを置いたことを悟ります。
dopaは相手の下がるタイミングからラプターにワードを置いたこと悟っているため、相手はリーシンがmidに来るか青バフに行くかまでは分かりません。
それを利用してdopaは相手リーシンが相手でmidでガンク待ちをしているかのような動きをします。
それによってタリヤは青バフをスティールしに行きたいのですが、midをフォローしなければいけないため、ずっとmidの近くから動くことができませんでした。
その時間でリーシンはタリヤの青バフを一方的に盗むことに成功します。
そして焦ったタリヤはmidのウェイブ状況が良くないのに強引に青バフに入ったことによって先にmidと相手jgに寄られて3v4の状況になってしまい不利な集団戦でデッドします。
一見タイヤのミスのように見えますが、これはdopaが相手の思考を完全に理解しそうなるように誘導した結果です。
このように相手より広い視点を持っているdopaは相手をソロキルしなくても、ゲームをコントロールしてキャリーすることができます。
このようにソロキューでは特に各プレイヤーは自分が一番育とうと動きます。
dopaのようにこのゲームを深く理解しているプレイヤーはその相手の思考を利用することができます。
LOLの勝利条件はネクサスを破壊することです。自分のが育つことに意識が行き過ぎて、他レーンやジャングル状況を見ていないと逆に味方を大きく不利に導いてしまいます。
dopaや釈迦のように煩悩を捨ててすべてのプレイヤー、レーン状況は同じように重要だと理解して、広い視野でプレイできれば、それから得られる情報によって無理してソロキルをしなくても簡単にキャリーすることができます。
最期に視野に関連した記事を紹介したいと思います。
まとめ
今回は以上です。
dopaをソロキュー最強のプレイヤーとだけ知っている人は彼をソロキルしまくってキャリーしているプレイヤーだと思っている方も多いと思いますが実は全くの逆のプレイスタイルです。
lolが5vs5のゲームだということを理解して、map全体を常に観察して広い視野でゲームを進めていくタイプの頭脳派のプレイヤーです。
あなたも自分がキャリーしたいという煩悩を捨ててもっと広い視野でプレイできればソロキューの苦しみから解放されて簡単にキャリーできるようになるでしょう。
最後はちょっと宗教っぽくなってしまいましたが、こういう考え方もLOLでは重要だということを今回は伝えるために書きました。
それではまた。
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